債務調査
債務整理手続きは、自己破産、個人再生、特定調停、そして任意整理の4種類があります。
それぞれの方法には特徴がありますから、各債務者の事情を考慮して、最適な方法を選択することが大切です。
最適な方法を選択するためには、次の3点の調査がポイントになります。
○債務調査。
○収入・生活費の調査。
○財産の調査。
これらの調査結果と債務者本人の意向などを総合的に考慮した上で、方針が決まります。
債務整理手続きを選択する際の一つの目安として、安定収入がない場合は、◎個人破産、×任意整理、×個人再生となります。
返済額を減らしたい場合は、◎個人再生、○任意整理となります。
住宅や車などの財産を維持したい場合は、◎個人再生、△任意整理、×自己破産となります。
職業などの制限を受けたくない場合は、○任意整理、○個人再生、×自己破産となります。
債権者を選んで弾力的な解決を望む場合は、○任意整理、×個人再生、×自己破産となります。
債務整理の方法としてどれを選択するか、主な判断の基準として、どんなに頑張っても返しきれない借金を負っている、また無職や安定した収入を得られない場合は自己破産となります。
マイホームを手放したくないという人は、個人再生が一番で、任意整理、特定調停の順に向いていると言えるでしょう。
借金をしたことを家族に知られたくない、あるいは保証人に迷惑をかけたくない場合は、任意整理が有利となります。
債務整理の選択の判断基準ですが、まず、支払い能力の有無が、債務返済をすべて免除する自己破産と他の手続きの分け目となります。
しかし、返済能力がない場合でも、債務の原因が浪費やギャンブルなど、免責決定が下りない人は自己破産を選択すべきではないと言われています。
また、債務の原因に合理的理由がありましても他の方法で支払いが可能でしたら、その方法を選択すべきだとされています。
つまり、安易な自己破産は避けるべきだということです。
債務整理の手続き選択の基準をお役立てください。
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